畳敷の和室をフローリング敷に改修する工事のご依頼を頂きました。お施主様とのお打ち合わせの結果、玄関先の廊下部分とそれに隣接する8畳間、6畳間のバリアフリー化をご提案させて頂きました。
築後45年と言うことで床板及び根太の傷みに激しいものがありました。床下の状況を確認すると湿気が多くそれが木材の腐食を進める原因にもなっていました。お施主様に床下に『瓦チップ』を敷設する事により湿気対策になる事をご提案させて頂き、特に湿気廻りのあった6畳間の床下に瓦チップを敷設させていただきました。
新規に交換させて頂く根太に関しては、従来使用されていたサイズより一回り大きなものを採用させて頂き、根太の間隔も可能な限り詰めての工事とさせていただきました。
床下には『断熱材』も敷かせて頂き快適性の向上も図らさせて頂きました。
廊下部分とフローリングによりバリアフリー化を図らさせて頂きました。
これで従来の8畳間、6畳間、廊下部分での導線は安全なものとなりました。
和室・廊下の間にあった障子はバリアフリー化に伴い全てオーダーメイドでの制作とさせて頂きました。フローリングカラーにも合致した色合いとなりました。
お施主様にも大変喜んで頂ける出来栄えとなりました。この度の工事のご依頼誠にありがとうございました。